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DONUT編集部「Monthly Playlist」

DONUT編集部「Monthly Playlist」
自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。

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今月のプレイリスト「What can I say」by Mino Akimoto

2021.11.30 upload

What can I say(November 2021)
01.Half a Double Man/ワイ・オーク
02.Ben Franklin/スネイル・メイル
03.Fly As Me/シルク・ソニック
04.Feel Good/モンド・コズモ
05.Front Tooth/レミ・ウルフ
06.Car Crash/アイドルズ
07.Mine/グスタフ
08.Anybody Else But Me/ファー
09.Low Era/ギース
10.なんていうか/ドミコ


①ワイ・オーク(Wye Oak)はメリーランド州ボルチモア出身のロック・デュオ。彼らの2011年作品『Civilian』が10周年を記念し、特別盤『Civilian +Cut All the Wires: 2009‒2011』としてリイシュー。②ジャケットも秀逸なスネイル・メイルの2作目『Valentine』は、22歳のリンジー・ジョーダンが詰まったアルバムに。③ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークのタッグによる1st『An Evening With Silk Sonic』もこの秋、大いに話題に。④ご機嫌なナンバーを奏でるモンド・コズモはアメリカのシンガー・ソングライター兼レコードプロデューサー、ジョシュオストランダーと同一人物とのこと。⑤次は新世代のファンクポップスター、レミ・ウルフの初アルバム『Juno』から1曲。⑥英ブリストルのポストパンクバンド、アイドルズは新作『Crawler』で新たな感触も見せながら快進撃を爆進中。⑦同じく注目のポストパンクバンドをリストイン。グスタフはNYブルックリン出身の5人組。10月リリースのデビューアルバム『Audio Drag for Ego Slobs』から。⑧UKブライトン出身の4人組、ファー(FUR)。11月リリースのデビューアルバム『When You Walk Away』にはグッドメロディ満載。⑨こちらも注目の新鋭、ギース。ブルックリンのティーンエイジャー・バンドで、ダン・キャリーを迎えた1st『Projector』を発表。緻密なんだけど衝動にあふれた1枚。⑩ラストはドミコの最新作『血を嫌い肉を好む』からメロウなナンバーを。アルバム全体はディープに攻めています。(DONUT編集長/秋元美乃)


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今月のプレイリスト「Coming Back」by Jun Moriuchi

2021.11.30 upload

Coming Back (November 2021)
01.Sexy Villan / レミ・ウルフ
02.Coming Back(feat.SZA) /ジェイムス・ブレイク
03.Carry You / ルールズ
04.Biutyful / コールドプレイ
05.A-O-K / タイ・ヴェルデス
06.Promises / クレオ・ソル
07.Valentine / スネイル・メイル
08.Her Mystery Not Of High Heels And Eye Shadow / ドッグバイト
09.平和の大使(Live) / betcover!!
10.American Pie / ドン・マクリーン


01.カリフォルニア州出身のシンガーソングライター兼音楽プロデューサー、レミ・ウルフの最新作『JUNO』収録曲。02.ヒップホップやR&B系の楽曲でのフィーチャリング・アーティストとしてシザの名前をよく見るが、ついにジェイムス・ブレイクと共演。03.この曲を書いたのはMaddy AbelaとRichard Samuel Smithということだけしかわからなかった。MUSIC1でオンエアされたのを聴いて選曲した。04.コールドプレイの最新作『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』収録曲。05.タイ・ヴェルデスの「.A-O-K 」はTikTokで1200万回再生された曲。ヒット・チューンは今やTikTokなしには考えられなくなった。同時にTikTok向けではない秀逸な音楽もたくさんあることを忘れてはならない。06.ロンドン出身のシンガー、ギタリストのクレオ・ソル。アコースティックでジャジーな曲。ネットには「オーガニック・ソウル」と書いてあった。なるほど言い得て妙だ。07.リンジー・ジョーダンによるソロプロジェクト「スネイル・メイル」の最新作の表題曲。08.ジョナサン・リッチマンの人気曲「Her Mystery Not Of High Heels And Eye Shadow」をSCOOBIE DOのコヤマシュウ&マツキタイジロウのユニット、SCOOBIE TWOがカバーしたのをきっかけに選曲。ただしオリジナルはサブスクにはアップされておらず(ニール・ヤングのレーベルからリリースしたからだと思う)ドッグバイトというドリームポップ・バンドのカヴァー・ヴァージョンをチョイス。09.DONUTイチオシの新人アーティスト、ヤナセジロウのユニットbetcover!!の代表曲のライブ・バージョン。10.今月のサウンドトラックはドン・マクリーンの1971年の作品「American Pie」。8分36秒もある曲なのに全米ナンバーワンを4週連続で獲得している。たまたま連続で見た今年公開の映画『ブラック・ウィドウ』と『フィンチ』の両方にテーマ曲として採用されていたので選曲。同じ年の公開作品でテーマ曲の被りって珍しい。(DONUT副編集長/森内淳)


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※ Her Mystery Not Of High Heels And Eye Shadow / ドッグバイトはSpotifyでは配信されていません。

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