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2020.11.28 upload

山中さわお インタビュー

数えたら、今年、50数曲作ってた。2020年、一番頭がおかしかったミュージシャンは俺だっていうことを証明したいっていう、そういう気持ちがありますね
―― 山中さわお

山中さわおが今年6枚目の作品『Nonocular violet』をリリースした。「6枚目」は誤植でもなんでもない。現時点でソロ・アルバムを3枚。カサブランカで1枚。シングルを1枚。内田万里とのユニットで1枚リリースした。さらにこの後も2作品がすでに完成している。世界中の多くのミュージシャンがロックダウン下で予定外の作品を制作、緊急リリースしている。テイラー・スウィフトやポール・マッカートニーといった大物ミュージシャンも例外ではない。それにしても8作品リリースしたミュージシャンは稀だ。しかも出来た曲を片っ端からリリースしているわけではない。ソロ作をとっても、幅広い音楽性を示した『ELPIS』。ロックンロールを凝縮した『ロックンロールはいらない』。オルタナティブに軸足をおいた『Nonocular violet』といったように、一つ一つの作品がしっかりしたテーマによって支えられている。逆に言うと、短い期間で作品に向かう気持ちがアルバムによって変わっていったということだ。それがどういったものだったのか、2020年の山中さわおの活動を振り返りながら訊くことにした。

●取材・文=森内淳

―― 今回は2020年を時系列で振り返ろうと思うんですが。まず横浜アリーナ公演後、ピロウズが休暇に入りましたよね。

山中さわお ザ・ピロウズの30周年の横浜アリーナは「30年間培ったものを100%出し切る、その後があるなんて思うな」というくらいの感じで臨んだんですね。当然、今後もピロウズはやるんですけど、そういう覚悟で横浜アリーナをやったんです。それがとても大きな節目になったので、ピロウズはしばらくのんびりしよう、ロング・バケーションに入りましょう、ということになったんです。ただ、僕は音楽を休みたいと思ったことは一度もないので、ピロウズがバケーションの間に、カサブランカとかソロとかプレデターズを楽しんで、その後、またピロウズをやろうという流れだったんです。

―― 2020年1月にソロEP「ケモノミチ」とカサブランカの『CRIMSON CITY』をリリースしました。プレデターズも予定にあったんですね。

山中 ところが、コロナの騒動があって予定がめちゃめちゃになった。カサブランカはツアーをやっていたんですけど、最後の4月の札幌だけがライブハウスの要請で中止になって。自分としてはいつも通りに過ごそうと思ってたんだけど、強制的に無職にさせられて、とても困惑してました。

―― そんな中、5月にソロ・アルバム『ELPIS』をリリースしましたよね。これは最初から予定していたんですか?

山中 ソロをやるのは7年ぶりだったんですね。過去に3作出しているんですけど、7年前までに出している3作を全く演奏していなかったんです。だったらミニ・アルバムを出して、過去の作品も含めたツアーをやろうと思ったんですよ。だからそんなに収録曲数はいらないな、と。ミニ・アルバムでもいいかな、と。ところが作っていく内になんか楽しくなってきて(笑)、曲がどんどん増えていって。参加メンバー(千葉オライリー:dr/THE BOHEMIANS、安西卓丸:ba/exふくろうず、木村祐介:gt/ArtTheaterGuild)と演奏するのもめちゃめちゃ楽しかったんですけど、そのメンバーがめちゃめちゃ楽しくなったのは次に出る『ロックンロールはいらない』からで、『ELPIS』は実は半分は俺一人で作っているんですね。新曲を作ったりスタジオでレコーディングの作業をすることが今も大好きなんで。それで結果的に9曲入りのアルバムになりました。

―― ところがカサブランカの札幌公演につづき、肝心のソロ・ツアーが中止になってしまいました。

山中 そうなんです。『ELPIS』を作ったら5月から7月でツアーをやることになっていたんですが、コロナの騒動でなくなって。やることがなくなってしまったので、本当に廃人のような暮らしになってました。……こういうことをインタビューで言ってもあれなんですけど、3月頃からコロナのことが騒がれ始めて、その日から今日まで一日も欠かさずコロナのことを調べてるんですね。だからめちゃめちゃ詳しいですよ(笑)。

―― どうしてそんなことを始めたんですか?

山中 何が正しい情報なのか何がデマなのか誰が悪人なのかを知りたかったんですよ。実は必要以上にこのことを騒ぎたい人たちが世界中にたくさんいるんじゃないか、とか。というのも、日本人は年間130万人がいろんな理由で亡くなっているんですよ。去年まで肺炎やインフルエンザで何人亡くなろうが騒ぎにはならなかった。ところがコロナで60人が亡くなった時点で、急に仕事をするなと言われたんです。とてもじゃないけど納得がいかなかったんですね。行動制限を強いられるのも納得がいかなかった。僕は100%外食なので、店が閉まっちゃうと生活のパターンが変わるというか。そうなると昼間からずっと酒を飲んでる生活になるわけですよ(笑)。誰がどういう考えなのかわからないから「飲みに行こう」っていうのも言いにくいというか。そもそも行く場所もないし。家で一緒に飲むといってもかなり親しい人じゃないと駄目だし。仲がいい人の中でも、例えば高齢者の方と暮らしてるとか、考え方や事情が違う人がいっぱいいるので、だからどうしていいのかわからない。そうやって一人で毎日酒を飲んでいると頭がおかしくなってくるんですよ。

―― かなり追い詰められてたんですね。

山中 その時、ソロ・ツアーのチケットも売ってしまっていたので、ライブハウスのキャンセル料とチケットの払い戻しで数百万かかるらしい、と。我々はツアーをやることで生活しているチームじゃないですか。「コロナの騒ぎは過剰だな、整合性がとれてないな」と考えている俺のような人間にとってみれば、もう怒りがおさまらないんですよ。

―― なるほど。その怒りを『ロックンロールはいらない』にぶつけたわけですね。

山中 そうなんですよ(笑)。

―― それにしてもよく廃人状態から曲を作るモードに転換できましたね。

山中 新曲を書いたら友だちが遊んでくれることに気づいたんですよ(笑)。俺が曲さえ作ればレコーディングができて、友だちがスタジオに集まって、楽しい時間が過ごせるんですね。逆に言うと、新曲というオモチャがないと友だちが遊んでくれないという(笑)。で、うちのチームは99%俺と同じ考えだったので、いつも通りのレコーディングがやれたんですよ。これ、余談ですけど、今年一度もマスクをしてないんですね。

―― マジですか。

山中 それどころかマスク警察が来たらめちゃめちゃ言ってやろうと思ってましたからね(笑)。それはサボって付けないんじゃなくて、ウイルスのサイズに対して普通のマスクの布の目の大きさがあまりにも巨大過ぎて、効果がなさ過ぎるし、色々な論文を読んで、マスクは不要ですという医者・科学者の説の方を俺は選んだという話です。

―― 山中さんっぽいエピソードですね(笑)。

山中 ところが俺から殺気が出すぎていて、誰も近寄って来ないんですよ。俺のことを誰も見もしないっていう(笑)。俺、普段から職務質問をめちゃめちゃされるんですよ。マスクをしてないからされなくなったんです。

―― 警察も近づいて来ない(笑)。

山中 近づいて来ないし、そもそもマスクって犯罪者が顔を隠したくてするもんで、こういう時期にもかかわらず堂々と顔を出しているんでかえって怪しくないんですよ(笑)。

―― あいつはこんな時期に顔を晒してるから大丈夫だろうって(笑)。

山中 あいつは大丈夫だって(笑)。今までは「この辺で女性のお尻を切るケツ切り魔っていうのが多発してるんだけど、ちょっと鞄の中を見せてもらっていいかな」とか、シンプルに「ナイフとか持ってない?」とかめちゃめちゃだったんですよ。家の近所で飯を食ってるだけなのに「こんなところで何をしてるんだ!?」とか。職質されなくなったのだけはよかったです(笑)。

―― ところで『ELPIS』も『ロックンロールはいらない』も充実した作品なのに配信も全国流通もしなかったんですよね。これは何か理由があったんですか?

山中 全国流通するにはそれなりにお金がかかるので、プロモーションをやらないと成立しないんですよ。だけど取材を受けたくなかったんです。俺的には自粛をしなかったので、させられてはいたけど、そこで「ステイホーム期間はどうでした?」って訊かれたら何も答えようがないので、そんな人はラジオも何も出ちゃ駄目だと思ったんです。まぁマスクをしてない奴なんかラジオも呼んでくれないと思うんだけど(笑)。本当は『Nonocular violet』も流通させないつもりだったんですけど、ゆっくりとですが、心の変化が起きてきたんです。それは僕だけではなくて世の中のムードがちょっと変わってきて。飲食業界や観光業界の方々が「次に緊急事態宣言が出ても言うことをきかないぞ」って声を上げたり。そういう世の中の状況の中で僕の意識も少しずつ変わってきたんですね。なんとなく普通の状態を取り戻して。じゃ普通に作品を全国に流通させて、20年以上の付き合いがある方だけとプロモーションをやろうということになって。ちわきまゆみさんの番組だけなんですけど、ラジオにも久しぶりに出ました。

―― 今年3枚目になるソロ・アルバム『Nonocular violet』に向かうきっかけはあったんですか?

山中 ちょっとね、自分で面白くなってきたんですよ。今年、ひっそりと「ケモノミチ」っていうソロ・シングルを出して、カサブランカで『CRIMSON CITY』というアルバムを出して、『ELPIS』『ロックンロールはいらない』を出して。その後に元ふくろうずの内田万里さんとさわおとまり名義で『さよならマクレガー』を出して。すでに5枚の作品を出してるんですよ。「俺、どこまで行けるのかな?」って思い始めて(笑)。『Nonocular violet』が6枚目。実はこの後も2作、完成しているんですよ。

―― え、この後もあるんですか?

山中 1枚がa flood of circleの佐々木亮介とやったやつなんですけど、5曲入りのアルバムが完成していて。ベースがHiGEの宮川トモユキでドラムが元DETROITSEVENでBimBamBoomの山口美代子ちゃん。8月くらいに作ったのかな。この『Nonocular violet』は7月にはもう録り終わってたから。もう1枚が自分の弾き語りCDで、5曲入りですが、もう完成しているので。だからとてつもない数の曲を書いたんですね。もう怒り爆発で(笑)。

―― このソロ・アルバム3作だけでも24曲ありますからね。

山中 数えたら、今年、50数曲作ってた。本当はまだ作りたいんだけど、リリースが渋滞していて、みんなが聴けてないと思うから(笑)。今年は8タイトルを出すことになるんですが、2020年、一番頭がおかしかったミュージシャンは俺だっていうことを証明したいっていう、そういう気持ちがありますね(笑)。

―― そういえば、山中さんは配信ライブをやっていないですよね?

山中 なんかその配信ライブとかを全然上手くやれる自信がなくて。配信ライブについてはいいアイディアが浮かばなかったんですね。普通にやるにはなんか上手にやれる気がしなくて。でも音楽はやりたいんですよ。となると、ミュージシャンの基本は新曲を作ってレコーディングをやる。あとはライブ・ツアー。この二つだと思っているんで。ツアーがないってことはひたすら新曲を作ってレコーディングするしか方法がないっていう。それを実践して。たぶん、今年、日本で一番曲を書いたんじゃないかなと思う。

―― かもしれませんね(笑)。

山中 過去に遡ったらライバルは小室哲哉とつんく♂かな(笑)。90年代の全盛期と比べたらそれでも負けてるとは思うけど(笑)。今年は俺がミュージシャンの中で一番だと思う(笑)。

―― そうやって曲を量産する中でも『ELPIS』は山中さんの音楽的な素養が満遍なく詰まった作品で、『ロックンロールはいらない』は文字通りロックンロール・アルバム、この『Nonocular violet』はオルタナティブな作品というふうに棲み分けられていますよね。

山中 『Nonocular violet』は『ロックンロールはいらない』よりは少し穏やかになっていますね。

―― 『ロックンロールはいらない』と比べると随分テイストが変わりましたよね。

山中 もうちょっと人間を信じたいという気持ちが入っていますね、全体として。

―― 絶望や怒りの中にも希望が頭をもたげているという。

山中 そうですね。バケモノがまた人間に戻っていったんですね(笑)。優しい少年に出会ってバケモノが人間の心を取り戻してるって感じですよ(笑)。

―― そうなった理由は何だと思いますか?

山中 けっこうダサい話なんですけど、辛い時にピロウズ30周年の横浜アリーナのライブを見てたんですよね。そうするとやっぱりすごいたくさんの人がいて、なんかこう……なんて言うのかな……あの時に感じたことは嘘ではなかったんだぁ、みたいなことを反芻して……自分にありがちなんですけど、目の前に味方がいるのに、窓の外の敵のことばかり考えて生きているっていう生活を30年くらい前からずっとやってるんですよ。たまに戻るわけですよ。心優しい少年に会って、ふと気づくわけですよ、「やばい、俺、今、ツノが生えてた」って(笑)。

―― ピロウズの30周年ライブの映像で人間に戻ったわけですね。

山中 昔はそれが短い周期で起こってたんですけど、だんだん年をとって、それがなくなってたんですけどね。

―― 突然のコロナ騒動で爆発しちゃったんですね。

山中 今年52歳になるんですけど、52年間生きてきてこんな異常なことは初体験だったので、ちょっとびっくりしちゃったのかな。……政治家とか都知事とかが法律を超えて個人的な正義みたいなものを振りかざすのがすごく恐ろしかったし、それに賛同している人がたくさんいるというのがとても気持ち悪かった。ヒトラーの洗脳術の「利口な者の理性ではなく愚か者の感情に訴えつづけろ」っていうことにもめちゃめちゃ当てはまってるし。こんなことが現代で起こるなんて思ってなかったので。

―― 「サナトリウムの長い午後」では「心を奪い返しに行こう」という歌詞も出てきます。怒りの中だけでは出てこない歌詞ですよね。

山中 このアルバムを作ったのは7月で、曲を作ったのが6月なので、まだちょっとコロナのことで苦しんでたんだけど、だんだんまともな状態に戻りつつあったんですね。

―― 『Nonocular violet』を聴いて感じたのは、状況は違うんですが、95年くらいのピロウズのアルバムのような絶望から希望を見出すような楽曲を彷彿とさせるな、と思いました。苦境に立たされた山中さわおはいい曲を作るな、と。

山中 そこが本当にジレンマで、幸せに満ち溢れている時にはあんまり曲を作らないんですよね。俯瞰で見た時に、ソングライターとして「これ、いい曲を書いたな」って思えるのは、けっこう苦しい時に書いた曲の方が多くて。だからね、俺のことを大好きなファンはみんな俺の不幸を願っているというね(笑)。「山中さわおが不幸になりますように」「またいい曲を書きますように」って(笑)。

―― 今年はソロ・アルバムのメンバーだけではなく、いろんな方とセッションしました。

山中 さわおとまりの、内田さんとBase Ball Bearと関根史織(ba)ちゃんにRadio Carolineの楠部真也くんとのレコーディングもとても楽しかったし、その後にすぐに佐々木亮介ともやろうとなって盛り上がってやってたから、ちゃんと気の合う仲間と出会って、楽しくレコーディングして、しかも完成したものがすごく自分を喜ばせる作品というか、達成感がすごくあたんですね。内田さんのセッションも亮介とのセッションも「いいのができた」ってなったし。今年、めちゃくちゃだったからできたセッション・バンドではあったんですけどね。本来なら『ELPIS』のツアーをやってプレデターズをやってるので、内田さんも亮介のセッションもなかったわけなんだけど、とはいえ、他人に「結果的によかったですね」って言われたら「ふざけんな!」ってなるんですけど(笑)。他人にそうやって言われるのは嫌なんですけど。ただ自分ではそういうふうに考えるしかないなとは思います。

―― あらためて山中さんから『Nonocular violet』の参加メンバーを紹介していただけますか? まずドラムの千葉さんから。

山中 千葉は(佐藤)シンイチロウくんとは正反対のタイプなんですね。シンイチロウくんは一番彼のいい時で考えたら、ものすごく上手くてクリックにぴったりでボーカルの邪魔をしないドラムっていう。ああ見えて意外と緻密なアレンジをしているっていう感じのキャラクターなんだけど、千葉はもっとロックンロール・ドラムでクリックに合わせるのはシンイチロウくんよりも苦手かな。でもその分、気持ちよく走っていったりするところが好きで。例えばThe Birthdayのキュウちゃん(クハラカズユキ)もそうだけど。千葉はキース・ムーンほどは俺のアルバムでは暴れていないけど、自分が主役になるようなドラムを叩くので、30年ピロウズをやってきた人間からすると新鮮で魅力的なんですよね。

―― ギターの木村さんは?

山中 祐介は、彼が高校生の頃から顔見知りで、仲良くなってから7〜8年経っているかな。彼は中学生ぐらいからピロウズ・ファンなので情熱が凄まじいんですよ。『ELPIS』のバンド・トラックを「こんな曲だよ」って5曲送ったら、送った日の夜中に全部ギター・ソロを考えてきたんですよ。「早くない?」って言ったら「居ても立っても居られなくて」って感じで。さすがに30年やっているバンドってそんな情熱を維持するのって難しいじゃないですか、どう考えても。

―― まぁそうですよね。

山中 アイディアもだけど、その情熱が嬉しかったですよね。

―― ベースの安西さんはどうですか?

山中 安西くんはベースが面白いだけではなくて、とってもプロデューサー気質というか全体を見れる人で。俺はプロデューサーとして長いので、全体を見渡してしっくりこないところを見つけるのが早いんですけど、言っても自分の曲なので、一人でずっとやってると第三者的に見るのがちょっと時間がかかる時があるんですね。安西くんは「みんなはどっちの気分でやってるんですか?」とかぬるっとした部分をすぐに見つけ出して解消してくれて。千葉よりも安西くんの方が年下なのに、千葉にも「あそこをこうしませんか?」とか、リーダーシップを発揮したというか、物怖じしないで俺よりもバンバン意見を言うので、すごくバンドっぽかったですね。だからソロ・アルバムと言っても「山中さわおバンド」のアルバムっていう感じなんですよね。

―― そういう印象はありますね。

山中 しかも今年、短期間に3枚も作ったので、やっぱりバンドとしても仕上がってきたというか。

―― 『Nonocular violet』のアルバム・ツアーが今年から来年にかけて行われます。

山中 ピロウズは新幹線移動ですが、ソロは車移動のツアーなんで。

―― あ、そうなんですか?

山中 そうですよ。カサブランカとソロは超底辺のツアーなんで(笑)。

―― そこが偉いですよね(笑)。

山中 そうじゃなきゃ採算が合わないんですよ。

―― まだまだコロナ騒動の渦中ですが、このツアーが成功するように祈ってます。

山中 後は人が来るかどうかですよね。都会は来ると思うんですけど、やっぱり地方が心配ですね。コロナを恐がってはいないと思うんですよ。ライブハウスに行くことで周りからなんて言われるかを恐がってるというか。だから今、メルマガでいかにコロナがデマかって一所懸命書いてるんですよ(笑)。

―― そんなこと書くよりもちゃんと検温しますとか書いた方がお客さんは来るんじゃないですか(笑)。

山中 そこはオフィシャルで細かいガイドラインがあるんですけど。そこに「手紙やプレゼントは受け取れません」って書いてあるんだけど、俺がメルマガで「でも物販は売るんだよね? 物販だとウィルスがうつらないけど手紙ならうつるってワケわかんないよ。手紙を書いてくれたら、俺、もらうよ」みたいな感じで書いてるんですけど(笑)。さすがに入待ち出待ちはライブハウスの人が嫌がるので察してほしいんだけど、よく考えたら、そんなに入待ち出待ちいねえわみたいな(笑)。

―― 入場者数は制限するんですよね。

山中 キャパの3分の1以下とかだから、こっちは地獄ですよ。即完しても喜べないという。だからシンちゃんとかには来ないでくれって言ってるんですよ(笑)。来ても入れないよって(笑)。だいたい有観客って言葉って何なんだよって思いますよね。有観客のライブって、まさかこんな言葉を使う日が来るとは思ってもいませんでしたね。


© 2020 DONUT

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INFORMATION


Nonocular violet
2020年11月25日(水) リリース
収録曲:1. Nonocular violet/ 2. POP UP RUNAWAYS/ 3. サナトリウムの長い午後/ 4. オルタナティブ・ロマンチスト/ 5. Old fogy/ 6. V.I.P./ 7. Meltwater in Greenland/ 8. ノスタルジア/ 9. Vegetable/ 【DVD】 1. サナトリウムの長い午後 [Music Video]/ 2. オルタナティブ・ロマンチスト [Music Video]




山中さわお『ELPIS』
2020年5月14日(木)リリース
収録曲:1. Long vacation/ 2. Charming fruits/ 3. アトラクションガール/ 4. ヒルビリーは かく語りき/ 5. December 24/ 6. ELPIS/ 7. ケモノミチ [howling version]/ 8. I’m still in the forest/ 9. Fourteen/ 【DVD】 1. ヒルビリーは かく語りき [Music Video]/ 2. December 24 [Music Video]/ 3. Interview of band members
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山中さわお『ロックンロールはいらない』
2020年8月7日(金)リリース
収録曲:1. ロックンロールはいらない/ 2. アインザッツ/ 3. Bottoms up!/ 4. Captive audience/ 5. Black eye/ 6. All we need is rock and roll/ 【DVD】 1. アインザッツ [Music Video]/ 2. All we need is rock and roll [Music Video]
購入サイト: http://redbat.shop-pro.jp



さわおとまり『さよならマクレガー』
2020年8月25日(火)リリース
収録曲:1. さよならマクレガー/ 2. PLAY MUSIC!/ 3. ノスタルジア/ 4. べつにI DON’T CARE
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山中さわお&佐々木亮介『LOST DOGS E.P.』
2020年12月16日(水)リリース
収録曲:1. I NEVER Wanna Be Your Dog/ 2. ユーリヤ/ 3. Honey You're Crazy That's Why I Love You/ 4. ルアーズ/ 5. Rock Me Baby/ 【DVD】 1. I NEVER Wanna Be Your Dog [Music Video]
購入サイト: http://redbat.shop-pro.jp



山中さわお『nighty night』
2020年12月16日(水)リリース
収録曲:1. nighty night/ 2. コールド・ビーチグラス/ 3. allegory/ 4. make sure/ 5. Dear Sir, Vincent
購入サイト: http://redbat.shop-pro.jp


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