DONUT

2019.11.12 upload

Drop's インタビュー
10年経った実感はまだないんですけど、この4人でここから始まるという感じはすごくしています
――中野ミホ

結成10周年を迎え、現在5枚目のフルアルバム『Tiny Ground』を携えたワンマンツアーを開催中のDrop’s。今作は「とにかく新しいことをやってみたい」という4人の意欲が爆発した結果、大胆なアレンジや、イメージを追求したサウンドメイクが多彩な音像を生み出したアルバムとなった。中野ミホ(vo)、荒谷朋美(gt)、小田満美子(ba)、石川ミナ子(dr)それぞれが歌や楽器と向き合った軌跡が至るところで顔を覗かせているのが頼もしく楽しいが、そうした意識は、ミニアルバム『organ』『trumpet』で作曲家・多保孝一とコラボレーションしたこともひとつのきっかけとなっている。この共作経験はバンドの見据える景色を広げ「この4人でできること」への欲求を増加。そうして試行錯誤するなかでバンドに立ち戻り、こだわる部分・こだわらない部分が互いの魅力を引き出し合い、これまでにないDrop’sサウンドが誕生した。まさに、ここがDrop’s第二章の始まりといっていい。“Tiny Ground(ちっちゃな地面)”にたしかに息吹くものを、ぜひ聴いてほしい。

●取材・文=秋元美乃/森内淳

―― 5枚目のアルバム『Tiny Ground』、これまでの10年を背負いながら、新しい地平に飛び出したような作品になりましたね。

中野ミホ 本当ですか? 嬉しいです。

―― 最後まで聴くと、またリピートしたくなります。今回は新しいことにチャレンジしたアルバムになりましたが、改めて手応えはいかがですか?

中野 そうですね。何か新しいことをしたいというのはみんなの中にあったんですけど、具体的にどうなるかというのはあまり考えずにやってみようという感じで作っていったんです。色々試行錯誤したけれど、全部を並べてみた時にすごくよかったなと思いました。時間もかかったけれど。今回はアレンジに時間を使いましたね。

―― このアルバムでは、どんな風に多保孝一さんとの共作を考えていたんですか?

中野 「プロデュースという形もあるよ」と提案していただいたんですね。で、自分たちでは何かひねりが足りないなという曲に、音作りとかコードとか、そういう面でアドバイスをいただいて一緒に作りたいなと考えてました。それでこのアルバムでは「Lost in Construction」と「アイラブユー」をお願いしました。

―― 「Lost in Construction」はジャズを取り入れた曲になっていますが、ここまでジャズのフィーリングをフィーチャーしたサウンドはDrop’sでは初めてじゃないかと。石川ミナ子さんが自分で取り組んでいるドラミングも活かされた曲になりましたね。

中野 作っている時、原型にジャズの部分はあったんですけど、どういう音の方向にしたらいいのかいまいちわからなくて。それでこの曲は音作りの面で多保さんにみていただこうということで、“バキバキな都会の夜の雰囲気”というイメージをお伝えして、ベースもドラムもエッジの効いたものにしてもらいました。ジャズの部分はもともと私がやってみたくて。ミナ子さんもジャズが好きで習ったりもしてるので、「やりたい」と言ったらミナ子さんもすごく考えてきてくれて。ギターとかは「ジャズっぽくするならこういうスケールはどうだろう」と多保さんが教えてくれて、荒谷もフレーズを考えて。

―― いざ完成して、いかがですか?

中野 最初に描いていたイメージ通りになったし、街の喧騒の音とかレコードのノイズみたいな音も入って、思っていた世界観がぎゅっと入ったものになりましたね。

―― 「アイラブユー」の方は、ビートルズライクな匂いも漂ってますが、以前ライブで聴いた時とはまた違う印象になったように思いました。

中野 そうですね。ライブでもけっこうやっていて、でも長さの割に何か足りないなと思っていて。漠然と多保さんに相談したらコードを変えてみたらどうだろうということになって、色々コード進行を練ってくださって。コードを変えたことで、後期のビートルズのようなクラシカルな雰囲気が出たんですね。遊び心あるというか、左右の音の振り方とかもビートルズみたいにしました。

―― そういうチャレンジの仕方は、今までもありましたか?

中野 いや、なかったですね。自分たちだけだったらそこまでやろうとは思わなかっただろうし。多保さんが提案してくれて「やってみよう」となりました。

―― 多保さんが参加された曲と、もともとのDrop’sの魅力の合わさり加減がいいですね。

中野 よかった! 「Cinderella」と「毎日がラブソング」を作った時に、今までの自分たちがやってきた曲とやっぱり耳触りが違うなと思ったのがあって。そこに負けないようにというか、4人でできることもまだまだあると思ったんですよね。もちろん、多保さんとの曲も、もともとあった時よりすごくよくなったので、多保さんとやった時に吸収したことを、みんなでアイデアを出して試していった感じですね。なのでそう言ってもらえるとすごく嬉しいです。

―― 「Cinderella」はこれまでのDrop’sの殻を破る曲になったと思いますが、この曲ができたことでバンドの視野が広がったという意識はありますか?

中野 そうですね。「Cinderella」をやる前は「自分たちにできるかな? どうなるんだろう?」と思ってたんですけど、「Cinderella」も今ではどんどん自分たちに馴染んできて、やっぱり歌詞とかメロディとか、4人で持ってるものが変わらなければ、何でもやってみれば面白いなって思えるようになったので。「Cinderella」以降、いろいろやってみようという感じにみんなでなったのは大きいですね。

―― たしかに、その楽しんでる感じはすごく伝わってきます。

中野 ほんとですか? ふふふ。よかった。

―― 「Tシャツと涙」はDrop’sサウンドの気持ちいいところが詰まった曲ですね。

中野 いま散々、新しいことをやってみたって話をしましたけど(笑)、この曲は真っ直ぐにドーンといきたい気持ちで作りました。コードとか、みんな色々アイデアを出してはくれたんです。でもこの曲はそのまま、ストレートにやりたいなと思って。今までのDrop’sの感じが一番濃いかも。

―― みんなの意見を跳ね除けてまで譲らなかったのは、どうしてですかね?

中野 そうですね…コードひとつ、音符ひとつでもグッとくるかどうかって分かれる時があって。自分だけの基準かもしれないですけど、「ここでグッとこないとだめだ」という部分が個人的にあるんです。それが自分の歌、自分の曲のいいところというか。それが、この曲はとくにあったというか。

―― だからか、1曲目で強い響きがドンときますもんね。

中野 歌詞もドンとしてますよね(笑)。

―― (笑)たくましいというか、優しい。

中野 考えてみたらいつも「人に~~してほしい」みたいな歌詞が多いなと思ってたんですけど、この曲は「私を頼っていいんだよ」って(笑)。こういう歌詞は今までなかったですね。

―― そういう言葉も合わさって、今までのDrop’sの曲のようで、でも同じじゃなくて大きくなってる。

中野 うんうん。気持ち的にはそうです。

―― 安田さん(爆弾ジョニー)のキーボードを入れるアイデアはどこから?

中野 地元も一緒で歳も一緒で、高校生の頃から仲がいいんです。で、今回は荒谷も鍵盤をたくさん弾いてるんですけど、もっとがっつり鍵盤入れたいよねという話になって、安田くんの名前があがって。参加してもらうのは初めてなんだけど、安田くん、私の漠然としたイメージをすごくわかってくれるというか。安田節もありつつ、私のイメージに寄り添ってくれたり。華やかになりましたね。

―― 「EAST 70」は、珍しく過去のことを振り返った歌詞になってますね。

中野 ほんとに初めてですね。ずっと地元の札幌にいたので敢えて振り返る、みたいなことはなかったんですけど、ふと振り返ってみたら、もう戻らない季節があるんだなって、しみじみ感じて。通学していたバスのことを歌ってるんですけど、仲良い友達のことを思って書きました。

―― 今は東京にいるから、というのもあるかもしれませんね。

中野 そうですね。同じ場所にいたら思い返したりしなかったかも。

―― 「Blue」はすごくディープな曲になりました。

中野 もともとは8ビートの曲だったんですけど、アルバムに入れることになって「何か変えたいな」って。その時ちょうど私がイギリスのキング・クルーにハマっていて、初めて打ち込みとかでデモを作ってみんなに聴いてもらって。最初は「へぇ~」みたいな感じだったんですけど、やってみようということになって。荒谷は鍵盤、ミナ子さんもブラシを使ったりとか色々試してみて、こうなりました。

―― とにかくやってみよう、というムードがバンド内にあるということですね。

中野 最初にデモで提案する時は勇気がいったんですけど(笑)、でもみんなそんな抵抗なく「いいじゃん」ってやってくれたので。出来上がってみたら、夕方に外でボーッと聴いたら気持ちよさそうな曲になって嬉しい。

―― 今までにない浮遊感がありますもんね。

中野 水の中みたいな感じが、自分は割と好きなんだなと思いましたね。こういう感じは、これまで自分たちでできたことがなかったので、みんなもやろうと言ってくれて嬉しかったです。

―― 10代の頃には鳴らせなかった、今だから出せるブルースだなと思いました。

中野 ああ、たしかに。今までは埋めたり足したり、知らないうちに足し算ばっかりで作っていたけど、引いていくことに気づいたのはありますね。

―― 「Little Sign」はミホさんの歌も気持ちいいですね。サウンド的にも、みなさん演奏も頑張ったんじゃないですか?

中野 この曲はアルバムの中でも演奏していて一番気持ちよくて。ノリ的には得意分野ですごく落ち着くというか。エレピの濡れたような質感も古いようで新しいというか、気持ちいいなって。途中でドラムが激しくなるところも最初からイメージがあって、その部分を“嵐”って呼んでたんですよ(笑)。嵐が起きてる、って伝えたらミナ子さんが色々ドラムを考えてくれて。音も流れも気持ちいいですね。

―― 「天使とラストシーン」は<明日から また このわたしを生きるのは わたしだけだから>という言葉も印象的ですが、映画好きなミホさんならではのナンバーになりましたね。

中野 映画を観たり映画のことを考えてる時がすごく楽しくて、だったらそのことを歌にしちゃえばいいかなって(笑)。映画を観てる時は現実を忘れて夢を見られるのが私は好きなんですけど、でも、映画を観終わって映画館を出る時に、携帯の電源をつけたら業務連絡がいっぱい来てたりすると「うわぁ……」ってなる感じ、あるじゃないですか。それをそのまま書いてみました(笑)。

―― なるほど、わかります(笑)。

中野 ああ、今すごくおとぎ話の世界にいたのになぁって。もうちょっと後にしてほしいなって思ったりして。それを日々、思っていたので書いてみようと(笑)。

―― ははははは。見なかったことにしたい時ありますもんね。

中野 そうやってどんどん考えていくうちに「でも現実もやっぱり頑張んなきゃな」って思ったりして。ふふふふ。「現実の生きてる街とか隣にいてくれる人とかも悪くないよな」って思いたいなって、そういう気持ちを込めてかなり妄想を膨らませて書いてみました(笑)。

―― なるほど(笑)。

中野 こういう歌詞を書いてる時が一番楽しくて。ふふふふ。自分の中で勝手に場面を作り上げて、ここで映画館を出て、ここで歩いてて、ここで好きな人に会って、とか妄想して。この曲も安田くんに鍵盤を弾いてもらったんですけど、「クリスマスで、ここで走り出す感じ」とか漠然とイメージを伝えたら「ああ、オッケー」って。色んな音を考えてくれましたね。演奏していてもとても楽しいです。

―― 安田さんとイメージの共有がバッチリですね。アルバム終盤の「春の羊」は、ソウルフルな心の叫びが、声からも音からも伝わってきてグッときました。

中野 そうですね、まさにそんな感じで。最初は弾き語りでやってた曲なんですけど、自分の個人的な気持ちを練らずにそのまま書いた歌で。

―― 感情の吐露というか。聴いていてもすごく心に触れる感じがします。

中野 よかった。嬉しい。曲調も激しいところとかわいらしいところとメリハリをつけたくて、最初からすごくイメージがあったんです。こういう音を入れてみたいとか、最後に向かってグワーってなる感じとかもイメージ通りになりました。

―― アルバム全体でも、みんなが共有できる言葉と、パーソナルな歌詞と、絶妙なバランスになっている気がします。

中野 例えば「毎日がラブソング」は振り切って、みんなで歌える歌詞を作ったんですけど、その反面、この「春の羊」みたいなポロっと出てきた歌詞が届く場合もあると思うし。意識はしてなかったですけど自分もどっちも好きなので、それは嬉しいですね。

―― ラストは「マイハート」。勢いのある、突き進む力強さがある曲で。この曲は最後に作った曲だそうですね。

中野 アルバム全体を通してみた時に、勢いのある曲がないねって話になって。ほぼほぼ他の曲はできてたんですけど、最後に頑張って1曲作ってみるか、と。で、私がギターを弾いて歌ってみたら、はじめの部分でみんなでクラップしようとミナ子さんがアイデアを出してくれて。音的には勢いもあるんですけど、今までとは違うこともやってみてるんですね。ギターソロもジャズっぽいスケールを使ってみたり。エレキじゃなくてアコギにして、エルヴィスみたいにしてみよう、とか。歌詞は、書いたその日に思ってたことを書いたんですけど、結果的に最後の曲になってよかったです。

―― このアルバムで色々チャレンジしてきた上で、最後に生まれたのがこういうスコーンと突き抜けた曲になった、という。

中野 他の曲がすごく考えて色々試して練って、という感じだったので、この曲は最後にはっちゃけようというノリもあってすぐできましたね。やっぱり演奏していても楽しくて「これでいいじゃん!」って。10年経ったけど、好きなものはみんな変わってないところもあるし、これからもずっとこんな感じでやっていくんだろうなという気持ちが込められたかなと思います。

―― 先へとつながる感じもしますね。

中野 なんか、作っていてみんな「このままでは終われない」というのはあったと思います。最後の最後にあがいてこの曲ができました。

―― 1枚を通して聴くと、東京の景色が浮かび上がる曲も増えた気がしました。

中野 そうですね。自分がその時に見ている景色を書きたいというのはずっとあって。だから変わっていくのが当たり前だし、その時に自分が何を見てどう思っていたかを日記みたいに残しておきたい、100%本当のことを残しておきたいというのが変わらずにあるので、東京の景色になってるとは思いますね。目の前の景色。

―― 札幌の空気に、今の生活、景色が加わったんですね。だから今回の歌詞にも出てくる<新しい歌を きいてよ>というフレーズがすごく響いてきます。

中野 ありがとうございます。なんというか、大事なものがより大事になったし大事にしたいし、“ここにある”という気持ちが強くなりましたね。

―― “愛おしい作品”と表現していたのはそういうことなんですね。

中野 4人ですごく試行錯誤して作ったアルバムだから、完成して愛おしいということもあるし、自分の大事な“ここにある、ここに存在してる”というのをちょっとずつちょっとずつためてきたのが『Tiny Ground』になったというのが愛おしいという気持ちもあって。

―― ギターはジャズのスケールを入れてみたり、ドラムは初のブラシを使ってみたり、ベースはビンテージの音色が聞こえてきたり、メンバーが色々なチャレンジをする姿を見てきていかがですか?

中野 みんなのほうが色々チャレンジして新しいことを取り入れていて、私は“グッとくるポイント”をなくさずに、いかにそれを取り入れるかという感じだったんですけど。みんなアイデアをたくさん出してくれたので、ありがとう!という感じです。

―― 大変そうでした?

中野 そうですね、大変そうでしたね。荒谷はピアノのコードとかもYouTubeを見て勉強したりしていて。知らないうちに色々習得してくるので、頑張ってるなって。ミナ子さんも昔のものをどう取り入れるかをすごく研究しているし、小田も例えば「アイラブユー」ではベースをポール(・マッカートニー)っぽくしてみたり、色んな音楽を聴いてフレーズを考えていて。

―― それだけみんなが作品に向かって、一丸となって新しいところに飛び込んでいったんですね。今、バンドがいい意味で凝り固まらない状態というか、そういうバンドになったんですね。

中野 たぶん、今までと同じじゃ面白くないという気持ちもあったので、多保さんと制作したことも大きかったし、そんなにやっちゃだめなことってないよなって、みんなで思えたし。「これ大丈夫?」ってものも笑いながら作れたし、それをみんなで定めあいながらできたのが楽しかったですね。その時は大変だったけど。

―― 前作、前々作では多保さんが引っ張っているところもありましたが、今回はDrop’sに揺り戻した印象もありますね。

中野 ライブで「Cinderella」と「毎日がラブソング」をやる時に、もともとある曲とうまく噛み合うにはどうしたらいいだろうとすごく考えたし、さっき話したことと同じなんですけど、アルバムの中に多保さんとの曲を入れるとなった時も「多保さんの曲に負けてられない」「自分たちだけでもできる」っていうのを見せたい気持ちはありましたね。

―― 多保さんとの共作経験が、みなさんに火をつけた?

中野 そうですね、たしかに。

―― 例えば万人に受けようとか考えるとJ-POPに寄っていくところを、このアルバムはわりと違う方向に向かっていながらも、面白いことにチャレンジしたり、試行錯誤がみえるところがいいと思います。

中野 ポップとか大衆性とか考える余裕もなかったかもしれないですね。とにかくこれまでと違うことをしたい、っていうのが先行していて。新しいことにちょっとずつ興味を持てた、という段階なので。

―― 火がついた気持ちに素直にやってた感じなんですね。

中野 ただ、歌い方は色々試してますけど、歌詞とかメロディは、歌としていいものでありたいというのは変わってなくて。そこはいい意味でみんなも干渉しないでいてくれたから、いいバランスで自分たちの曲として新しいことができたのかなとは思いますね。

―― ジャケット写真も、これまでと違う自立したイメージがありますね。

中野 凛として、そこにあって、力を入れてないんだけど強さがあって、というイメージを新保(勇樹)さんに伝えたらこういう写真にしてくださって。

―― なるほど。アー写もジャケ写もとても強いですよね。その強さはアルバムとも通じていると思います。

中野 それは嬉しいです。ようやく4人でまとまって、自分たちで考えて作品を作れた感じがしますね。アートワークも含めて。

―― 改めて、結成10周年。いかがですか?

中野 そうですね。10年経った実感はまだないんですけど、この4人でここから始まるという感じはすごくしています。まだまだという気持ちですね。そんな気持ちで前に進んで行きたいです。 

―― ワンマンも楽しみですね。

中野 今までの10年で曲もたくさんあって大事にしていきたいし、この4人で演ったらどうなるんだろうという新しい楽しみもあるし。今まで聴いてきてくれたお客さんも、これから聴きにきてくれるお客さんも楽しめるステージにしたいですね。

© 2019 DONUT

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INFORMATION



Drop’s 『Tiny Ground』
2019年9月20日(水)Release
01Tシャツと涙/02EAST 70/03毎日がラブソング/04Lost in Construction/05Cinderella/06Blue/07Little Sign/08アイラブユー/09天使とラストシーン/10春の羊/11マイハート


※ LIVE INFORMATION は公式サイトでご確認ください。


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