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DONUT編集部「Monthly Playlist」

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自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。

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2022年7月のプレイリスト「Happiness」by Mino Akimoto

2022.08.14 upload

Happiness(July 2022)
01.Happiness/THE 1975
02.Get There Soon/ジンクス
03.Cleopatra/ノヴァ・ツインズ
04.Punk Rock Loser/ヴァイアグラ・ボーイズ
05.ALIEN SUPERSTAR/ビヨンセ
06.So Good/ホールジー
07.電源/中野ミホ
08.Cold Heart/ザ・クークス
09.Eat Men Eat/ブラック・ミディ
10.TV/ビリー・アイリッシュ


①THE 1975の新曲は10月アルバム『Being Funny In a Foreign Language』からの先行ナンバー。サマソニでの来日ももうすぐ。②ジンクス(Jinx!)はサンディエゴのバンドらしい?ということしかわからなかったけれど、どこかマンチェスターサウンドっぽい響きが気になったのでリストイン。③トム・モレロもお気に入りだというUKのロック・デュオ、ノバ・ツインズ。2ndアルバム『Supernova』から1曲入れてみました。④スウェーデンはストックホルムのポストパンクバンド、ヴァイアグラ・ボーイズがアルバム『Cave World』を発表。同郷のペレ・ギュナーフェルト、DJ Haydnがプロデュースを担当したとのこと。前作よりもノイジーでダンサブルな印象に。⑤ビヨンセのニューアルバム『RENAISSANCE』、パワフルです。⑥先日のフジロックで最終日のヘッドライナーを見事つとめたホールジーの新曲。⑦中野ミホが初のソロ作となるEP『Breath』を8/17にリリース、同作からの先行曲がこちら。映画音楽のような聴き心地の作品です。⑧ザ・クークスが4年ぶり6枚目のアルバム『10トラックス・トゥ・エコー・イン・ザ・ダーク』を発表。⑨ブラック・ミディの新作『Hellfire』。イマジネーションが爆発しています。⑩ビリー・アイリッシュのこの曲はEP「Guitar Songs」収録曲。ツアー中、マンチェスターで初披露された時の歓声が組み込まれたナンバーです。(DONUT編集長/秋元美乃)


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2022年7月のプレイリスト「Hound Dog」by Jun Moriuchi

2022.08.14 upload

Hound Dog(July 2022)
01.Vegas/ドージャ・キャット
02.Hound Dog/ビッグ・ママ・ソーントン
03.Walangolo/DJネプチューン、Mr.イージー,コンシェンス
04.Num Little Bug (Piano Version)/エム・ベイホールド
05.Red Bird Pt.2 (Morning)/フローリスト
06.Bluetooth/ブルー・デタイガー&クローメオ
07.Running Up That Hill/ケイト・ブッシュ
08.Croline/アーロ・パークス
09.Uwrongo/プリンス・ケイビー,ブラック・モーション&アミ・ファク
10.Saturday In the Park/シカゴ


7月は映画『エルヴィス』に尽きる。エルヴィス・プレスリーの革新と、その成功による「ラスヴェガス幽閉」を描いた作品だ。後期のエルヴィスは初期の溌剌さはなく、当時子供だったぼくも彼の映画から重たい雰囲気を感じ取っていた。その真相を映像化したのが本作だ。しかしそのラスヴェガス公演ですら当初は音楽的な挑戦が込められていたということをこの映画で知ることになる。デビュー当時のエルヴィスがビール・ストリートの黒人文化に完全に溶け込んでいる姿が描かれていたのもよかった。というわけで2022年7月のプレイリストはこの映画のサントラから始めることにした。このドージャ・キャットの曲はエルヴィスがカバーしたビッグ・ママ・ソーントンの「ハウンド・ドッグ」をサンプリングしてある。2曲目に選んだのはそのビッグ・ママの「ハウンド・ドッグ」。彼女の歌声の威力にはひれ伏すしかない。3曲目はナイジェリアのディスクジョッキー兼レコードプロデューサー、DJネプチューンの楽曲。最近はアフリカ系の音楽がよくMUSIC1で流れてくるようになった。4曲目にはロサンゼルスを拠点に活動するシンガー、エム・ベイホールドの曲を選んだ。抗うつ剤を飲む日常を歌った曲だが、シリアスな内容の曲をポップに落とし込んでいる。そこがとても新鮮に聴こえた。この曲は全米チャートにランクイン。5曲目はニューヨークを拠点に活動するインディーフォークバンド、フローリストの曲。THE ティバのインタビューのときにドラムのサチが推していたバンドだ。聴いてみたらよかったので選曲した。6曲目はニューヨークを拠点に活動しているシンガーソングライターでベーシストのブルー・デタイガーの曲。モントリオール出身の音楽デュオ、クローメオが参加している。アレンジがケイト・ブッシュの「神秘の丘」に似ていたので選んだ。7曲目がそのケイト・ブッシュの「神秘の丘」。1985年にリリースされた曲だがNetflixのドラマの挿入歌になって全米と全英の両方のチャートに入るほどのリバイバル・ヒットとなった。8曲目にはフジロック'22で素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたアーロ・パークスの「キャロライン」を選んだ。いい夏の思い出をありがとう。9曲目もアフリカ系の曲だ。プリンス・ケイビーは南アフリカで活動するDJ、プロデューサー。ブラック・モーションも同じく南アフリカのダンス・エレクトロニック・ユニット、アミ・ファクは南アフリカを代表するシンガーだ。10曲目は『ベストヒットUSA』を見ていたら、たまたまMVが流れていたので、ノーテンキでいいなあ、と思い選曲した。(DONUT副編集長/森内淳)


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