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DONUT編集部「Monthly Playlist」

DONUT編集部「Monthly Playlist」
自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。

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1月のプレイリスト「Changes」by Mino Akimoto

2021.01.15 upload

「Changes」(January 2021)
01.Changes/デヴィッド・ボウイ
02.Shame Shame/フー・ファイターズ
03.Hurt/Arlo Parks
04.GOOD GRIEF/cleopatrick
05.Nigel Hitter/Shame
06.Together/シーア
07.サンキューマイレディオ/THE BOYS&GIRLS
08.All You're Dreaming Of/リアム・ギャラガー
09.Mother/デヴィッド・ボウイ
10.Tryin' To Get To Heaven/デヴィッド・ボウイ


毎年1月1日は決まってデヴィッド・ボウイの「Changes」を聴きながら新年をスタートするので、2021年最初のプレイリストもこの曲から。フー・ファイターズは2月にリリースする10thアルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』から先行シングルを。昨年から注目を浴びているアーロ・パークスは1月29日にいよいよ1stアルバム『コラプスド・イン・サンビームス』を発表。現在は先行リリース曲が聴けるが、全体像がかなり楽しみ。クレオパトリックはカナダ出身のインディー/ハードロック・デュオとのことで、この曲が初聴き。サウスロンドン発のポストパンク・バンド、シェイムは2nd『ドランク・タンク・ピンク』から選曲。今作、とてもパワフルで痺れる。ニューアルバム『ミュージック』が2月12日に控えるシーアは、昨年発表のシングルをピックアップ。6月に地元北海道で野外フェスを開催予定のTHE BOYS&GIRLSは、元旦に届いた新曲を。リアム・ギャラガーのこの曲はクリスマスソングだが、普遍のバラードとしていつ聴いても美しいのでラインナップにイン。なお同曲の売り上げは子どもたちの支援を行う団体「Action For Children UK」に寄付される。そして1月といえば8日はボウイの誕生日で10日は命日。今年は誕生日に未発表のカバー2曲がリリースされた。ジョン・レノンの「Mother」はレノンのトリビュート企画のために録音されたものの、発売はされていなかったナンバー。ボブ・ディランのカバー「Tryin' to Get to Heaven」は1998年にレコーディングされていた曲で、次第に熱を帯びるボウイ節がいい。リストのタイトルは色々な思いをこめて「Changes」とつけました。本年もよろしくお願いします。(DONUT編集長/秋元美乃)


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1月のプレイリスト「Gospel For A New Century」by Jun Moriuchi

2021.01.15 upload

「Gospel For A New Century」(January 2021)
01.might bang, might not/リトル・シムズ
02.Gospel For A New Century/イヴ・トゥモア
03.HOLIDAY/リル・ナズ・X
04.Kyoto/フィービー・ブリジャーズ
05.Fumari/ピーチ・ツリー・ラスカルズ
06.Peppers and Onions/ティエラ・ワック
07.EMT/エリントン
08.Hey Boy(feat. Burna Boy)/シーア
09.champagne problems/テイラー・スウィフト
10.僕を呼んでおくれ/MAO


●今月もMUSIC1でオンエアされた楽曲を中心に気に入ったものをピックアップして構成した。●1.最初に取り上げたのがリトル・シムズ。ロンドンのラッパーでケンドリック・ラマーも称賛。先々月ピックアップしたアンダーソン・パーク、先月ピックアップしたゴリラズともツアーをやったことがあるという。●2.イヴ・トゥモアはアメリカ人のプロデューサー。彼の才能は日本でも各音楽メディアで絶賛されている。大胆なロックのアプローチを施したこの曲はレニー・クラヴィッツ・ミーツ・2020といったところか。●3.リル・ナズ・Xはアメリカのラッパー。Tik Tokで火がついて人気に。グラミー賞、MTVビデオミュージックアワードなどを獲得している。1999年4月生まれの21歳。●4.フィービー・ブリジャーズはオルタナティブ・シーンを代表するアーティスト。『Punisher』からの楽曲「Kyoto」は彼女にしては珍しく元気で派手なアレンジになっている。前作『Stranger in the Alps』のイメージを壊したかったという。●5.ピーチ・ツリー・ラスカルズはカリフォルニアのポップ・ロック・バンド。彼らもTik Tokをきっかけにブレイク。●6.ティエラ・ワックはフィラデルフィアのラッパー。シンプルな曲に聴こえるが、よく聴くと凝ったアレンジであることがわかる。ローファイに見せかけたローファイじゃない手触り。これが20年代の音楽のトレンドのような気がしている。●7.エリントンことエリントン・ラトリフはポップ・ロック・バンドR5の元ドラマー。このソロ作はポップ・ロックとは無縁。自分の感情と思いを詞曲で爆発させたヘヴィでエモーショナルな楽曲に仕上がっている。●8.フジロックでもトリッキーな演出で楽しませてくれたシーアの新作『MUSIC』からのボーナストラック。なぜボートラを選んだかというと10月のプレイリストに選んだバーナ・ボーイをフィーチャーしてたから。Spotifyはボートラ未公開のため、通常バージョンをチョイス●9.テイラー・スウィフトは相変わらず楽曲とアルバムを量産中。ステイ・ホーム中に覚醒したアーティストが放つ楽曲はどれも素晴らしい。●10.70年代に日本のソフトロックシーンを牽引したMAOの代表曲。SCOOBIE DOのマツキタイジロウとコヤマシュウのユニットSCOOBIE TWOが配信ライブでカバーしていたのを見て、原曲を探してセレクトした。アレンジ含め洋楽と見劣りはしない。(DONUT編集部/森内淳)


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