DONUT

DONUT編集部「Monthly Playlist」

DONUT編集部「Monthly Playlist」
自分が知らない音楽に出会うというのはとても楽しいことです。昔はラジオの音楽番組がその役割を担っていましたが、サブスクリプションの時代となった今はプレイリストがそれにとってかわっているように思います。DONUT編集部では毎月プレイリストをアップすることで少しでもおおくの音楽への入り口をつくっていこうと思っています。

>> DONUT編集部「Monthly Playlist」のアーカイブへ

12月のプレイリスト「LIFE WILL SEE YOU NOW」by Mino Akimoto

2020.12.24 upload

「LIFE WILL SEE YOU NOW」(December 2020)

01.Therefore I Am/ビリー・アイリッシュ
02.mars/ヤングブラッド
03.In Your Face/The Dollyrots
04.Long in the Tooth/Nighttime Boogie Association
05.WRONG GENERATION/FEVER 333
06.LIFE WILL SEE YOU NOW/the twenties
07.In Over My Head/grandson
08.Maybe I'm Amazed/ポール・マッカートニー
09.Temporary Secretary/ポール・マッカートニー
10.Seize The Day/ポール・マッカートニー


今月のプレイリストは、今年も表現者としてのアティチュードを見せ続けてくれたビリー・アイリッシュの新曲から。ヤングブラッドはニューアルバム『ウィアード!』から、<Is there any life on Mars?>というフレーズがボウイのナンバーを彷彿させる1曲を。The Dollyrotsはあまり知らないのだけど、フロリダのポップパンクバンドとのこと。ふとこの曲が流れてきて何だか元気になったのでピックアップ。音楽との出会いはいつもふとした瞬間にある。次もそんな出会いで知ったナンバー「Long in the Tooth」。かっこいい! と興奮したらマット・キャメロン(サウンドガーデン、パール・ジャム)とテイラー・ホーキンス(フー・ファイターズ)のドラマー2人による新プロジェクト=ナイトタイム・ブギー・アソシエーションの初楽曲でなるほど。フィーバー333の新作『ローング・ジェネレーション』は、今年5月にミネアポリスでジョージ・フロイド氏が亡くなった事件を受け、ジェイソン・エイロン・バトラー(vo)が実際にブラック・ライヴズ・マター(BLM)の抗議活動に参加。その直後にレコーデイングされた、怒りも希望も生々しく叫ばれた凄まじいEPに。the twentiesは楽曲のかっこよさ、歌のよさが新作『NASTY』でも爆発。ライブが見たいです。グランドサンはロサンゼルスを拠点に活躍する注目のオルタナティヴ・シンガーソングライターで、12月にデビューアルバムをリリースしたばかり。ラストは12月18日に『マッカートニーIII』を発表したポール・マッカートニーの『マッカートニー』『マッカートニーⅡ』『マッカートニーIII』から1曲ずつ。3作通して改めて聴いてみて、また、新作紹介企画のお手伝いをさせていただき、ポールの凄さを実感した12月でした。(DONUT編集長/秋元美乃)


■Apple Music


■Spotify

12月のプレイリスト「When Winter Comes」by Jun Moriuchi

2020.12.24 upload

「When Winter Comes」(December 2020)

01.Body/ミーガン・ジー・スタリオン
02.Spin This Coupe/アブラ・カダブラ
03.The Moment God Dwells/Ayane Yamazaki
04.Can We(with Kacy Hill)/ジム-E スタック
05.Rew Be Me/スター・フェミニン・バンド
06.Dancing inMy Room/347エイダン
07.Coming Up/ポール・マッカートニー
08.Caroline/アーロ・パークス
09.The Valley of The Pangans(feat/Beck)/ゴリラズ
10.Winter Bird / When Winter Comes/ポール・マッカートニー


冒頭を飾るのは、今、一番好きなヒップホップ・アーティスト、ミーガン・ジー・スタリオンの新作『Good News』から。一番かっこいいのはなんといっても「Hot Girls」だが、それは何ヶ月か前にすでに選曲済みなので、今回は「Body」にした。アブラ・カダブラはMUSIC1で聴いてかっこいいなと思って選曲。イギリスのヒップホップ・アーティストだ。海外の大手ディストリビューターAWALと契約しているアーティストAyane Yamazaki。彼女の新作『呼びかけられて』に何曲か収録されているインスト・ナンバーからチョイス。ジム-E・スタックはAyane Yamazakiと同じくAWALと契約しているブルックリンのアーティスト。アメリカのシンガーソングライター、モデルのケイシー・ヒルをフィーチャーした「Can We」のアレンジがものすごくかっこよかったので選曲した。今月のイチオシがスター・フェミニン・バンド。アフリカのベナン出身のティーンエイジャーで結成された7人組のガールズ・バンド。歌詞はベナン語。ロックンロールとパンクの初期衝動が民族音楽と出会ってスパークした感じ。こうやって国境や言葉を軽く超えて音楽が届いてくるのがサブスクリプションのいいところだ。347エイダンことエイダン・フラーはカナダ・オンタリオ州ケンブリッジ出身の17歳のアーティスト。MUSIC1を聴いていてローファイで楽しげな雰囲気が気になって選んだ。今月はポール・マッカートニーの新作『マッカートニーⅢ』の新作の宣伝をお手伝いしたこともあって『マッカートニーⅡ』の名曲「Coming Up」をチョイス。アーロ・パークスは今、最もお気に入りの新人シンガー。2021年の1月にアルバムがリリースされる。そのなかから「Caroline」を選曲した。ゴリラズがいろんなシンガーとコラボレーションするプロジェクト「ソング・マシーン」からBeckとのコラボ曲をチョイス。最後は『マッカートニーⅢ』のラスト曲「Winter Bird / When Winter Comes」で締めた。(DONUT編集部/森内淳)


■Apple Music


■Spotify

© 2020 DONUT

LATEST ISSUE

LATEST ISSUE

PODCASTING

池袋交差点24時

STUDIO M.O.G.

STUDIO M.O.G.

amazon.co.jp

↑ PAGE TOP